モバイルネットワーク論2011_03メモ
携帯キャリアの話
エリアを広げるのは大変
エリアを広げるのは、BTSを打つのはいいけど、中継区間の光ファイバの敷設が大変。
RNC(Radio Network Controller)ってなんで必要
ローミングしたときに、RNCが無いと折り返し通信ができない。もう一個は、BTSの管理のためにある。
回線交換とパケット交換の収入
日本だとトントンだけど、国外だと回線交換のが圧倒的。にも関わらず、パケット交換網のがトラヒックが多く、設備量が求められる。しかし、定額制に代表されるように、収入は上がらない。じゃあどうする?ってのが、キャリアごとの戦略。
キャリアの通信方式の変遷
携帯のつながり方
- IMSI :加入者識別子、International Mobile Subscriber Identity
- MSISDN : いわゆる携帯電話番号、Mobile Subscriber Integrated Services Digital Network Number
最初に携帯電源をいれると、IMSIを使ってHLRへ位置登録しにいく。このとき、MSISDNじゃダメ。なぜかというと、電話番号を使っていないユーザにも対応できないから。
なんで、IMSIで電話しちゃだめなの?
2in1なんかもあるけど、固定電話はIMSIを持ってないので、固定電話にかけられなくなっちゃうから。
ページング
全ての携帯はページンググループに入っている。これを利用して、2段階呼び出しする。
- ページンググループに対して呼び出し(PICH)
- ページングメッセージで自分あてのメッセージがあるか探す(S-CCPCH)
免許関連
T: AD 10-008 202
は、電気通信回線設備認証
R: 005XYAA0233 のG1A、G1Bとか
工事設計認証というやつで、設計情報で認証をとれる。認証とは、第二条第11号の3に規定する証明則(特定無線設備の〜)のこと。 ちなみに、型式認定もあるけど、これは現物をもっていって取得する。
工事設計認証が普通なんだけど、認証で取得した情報はWEBで調べられる。すなわち、発売前の携帯無線方式や、どんな通信をするものかが、ある程度わかる。
免許不要局
- 微弱な電波(300MHzからかなり小さくなるよ)
- 市民ラジオ
- 出力電力が1Wより小さい + 技術基準適合証明(技適、TELECとかいう)
- 所定の手続きで登録したもの